【激辛大食い】麻婆&炒飯 総重量6.0㎏~香辛料から始める~


とにかく汗をかきたい。
そんなよくわからん欲望を叶えるためために
豆板醤マシマシ&自家製辣油マシマシで辛味たっぷりの麻婆茄子を作ってみました(`・ω・´)

麻婆茄子に関して特筆することはないんですが
自分で辣油を作ると思い思いの香りを付けることができるのでオススメです♪
今回のスパイス群ではなくカルダモンを加えて爽やかな香りをつけたり色んな組み合わせを楽しんでみたり、存分に「香辛料の沼」にどっぷりハマり込んでください(笑)

⇩今回の香辛料たちのアレコレ⇩
☆クローブ(中国では丁子とか鶏舌香などと言う)
→強い甘い香り

※1,日本でも虫除けとして袋に入れて吊り下げたり(平安時代)、鎧等の武具の香り付けとして使われていたりしたほど香りが強いです。
※2,クローブの香りに含まれるオイゲノールという成分をゴキ◯リ等の害虫が嫌うと言われています。
※3,実際に今回使うスパイスを並べたとき一際強い香りを放っていたのがこのクローブでした♪

☆八角(別名:スターアニス)
「トウシキミという木の果実を乾燥させたもの」
→シナモンのような甘い香り

※1,甘い香りもありますが同時に苦味であったり多少のクセがあるので使いすぎると好き嫌いがハッキリ分かれてしまうのでご注意ください。
※2,一般的には豚の角煮やジビエに使われるように主に肉の臭み消しとして用いられるスパイス。

☆ブラックペッパー(別名:スパイスの王様)
→言わずもがなのあの香り

※1,ブラックペッパーは熟する前の胡椒の実を乾燥させたもので強い刺激とパンチのある香りが特徴
※2,ホワイトペッパーは完熟した胡椒の実の皮を取り除いた後に乾燥させたものでブラックペッパーほど辛味はなくブラックペッパーよりも上品な香り
※3,よくスーパーで見かける「テーブルコショー」は
ブラックペッパーの粉末とホワイトペッパーの粉末を混ぜ合わせたもの

☆カルダモン(別名:スパイスの女王)
「生姜科の植物カルダモンの種を乾燥させたもの」
→ミントのようにスーッとする香りと柑橘系の爽やかな香りが混じったような感じ

※1,世界で最も古いスパイスの1つ。古代エジプトでも聖なる香煙として神殿での祈祷に用いられるお香に入っていたほど。
※2,香りが強いので入れすぎにはご注意。
※3,ホールで使用する場合、そのままでは香りが出にくいので表面を包んでる鞘にハサミで切り込みを入れてから使用すると効率がいいと思います(^^)
※4,ホールでカレー等にいれる場合、口に入れると強烈な香りと強い繊維が口に残るのであくまで香り要員として最後に取り除いた方がよろしいかと思います(^^;

☆花椒(ホワジャオ)
「ミカン科サンショウ属カホクザンショウ(華北山椒)」の果実の皮を乾燥させたもの
→柑橘系の爽やかな香りと舌を痺れさせる強い刺激

※1,日本料理で使う山椒は
「ミカン科サンショウ属サンショウ」に由来するものなので華椒とは異なるスパイス
※2,味わいとしても香り、辛味共に花椒の方が強く山椒の方がマイルド
※3,「辛い料理が好きだ!」という方でなければ「一人前の量に大して1つまみ(親指と人差し指で挟んだ程度)」で十分だと思います(^^;

↓今回の詳しいレシピはコチラ!↓

~ラー油作り~
・お好みの油にお好みのスパイスを加えたら火にかける
※1,今回はゴマ油を使用していますがサラダ油だともっと軽めの仕上がりになるかと思います(^^)
※2,今回は甘い香りのあるラー油に仕上げたかったのでクローブ、赤唐辛子、八角、ブラックペッパー、シナモン、花椒で作っていますが、カルダモンが入るとより爽やかに、オールスパイスが入るとより甘い香りに、、等々いろんな組み合わせを楽しみながら作ると楽しいかと思います(^^)

・プツプツする火加減(弱火)でじっくり油に香りを移す
・耐熱ボールに油500mlに対して約80gの一味唐辛子を用意し大さじ2~3の水を馴染ませておく
※1,このあとの作業で一味唐辛子が焦げてしまうのを防ぐためです
※2,もし面倒でなければですが、普通の水ではなく生姜スライスを水の中で揉んで生姜の香りを移した水(生姜水)を使用するとより丁寧かと思います(^^)

・20~30分ほど経過して長ネギが芳ばしい色になってきたらホールのスパイスを取り除き一度油を熱く熱する(軽く白煙が立つくらいまで)
・熱い油を一味唐辛子の入った耐熱ボールに注ぐ
※このとき勢いよく油が跳ねますので火傷にくれぐれもご注意ください。

・一晩寝かせて辛味を抽出すれば完成!
※これを濾して保存するか、濾さずに保存するかはお好みで🎵

~炸醤(ザージャン)作り~
・豚挽き肉100gに対して大さじ1の甜麺醤、紹興酒、大さじ0.5の醤油を用意
・熱したフライパンに豚挽き肉を入れ焼き目を入れるようにしっかりと炒める
・しっかりと炒めたら甜麺醤、紹興酒、醤油を加え水分が飛ぶまでしっかりと炒め馴染ませる
※甜麺醤は焦げやすいので常にかき混ぜ続けるのがコツです♪

・挽き肉にしっかりと馴染んだら完成!

~野菜類の下準備~
・茄子は額(がく)を取って乱切りにし、表面に薄くコーンスターチ(もしくは片栗粉)をまぶしてから油通ししておく
※表面に粉をまぶしていないと茄子が物凄い勢いで油を吸収してしまうためです(^^;
・白ネギ、生姜、ニンニクは粗めの微塵切りに
(※ニンニクは新芽をとってから)
・ニラは5㎜感覚くらいに刻んでおく

本当は葉ニンニクがいいんですがなかなか手に入らないので(^^;
ニラでなくてもニンニクの茎なんかでもよろしいかと思います♪

・豆豉(黒豆を発行させた中国の味噌のような調味料)は細かく刻んでおく

~麻婆茄子の本調理~
・豆板醤:豆豉:醤油:紹興酒=2:1:1:1で準備しておく

※今回は豆板醤を多目にして辛く仕上げられるように鶏ガラスープの素(塩分を含む)ではなく自前の鶏ガラスープ(塩分なし)を使っています。鶏ガラスープの素を使用する場合は豆板醤を少し減らしてあげてください(^^;

・フライパンにサラダ油を注ぎニンニク、生姜、豆板醤、豆豉、赤唐辛子(お好みで)を加えてから弱火にかける
・豆板醤から余分な水分が飛び油が赤く染まったタイミングで炸醤、鶏ガラスープ、醤油、紹興酒を加える
※鶏ガラスープの入れる際、何度か味見をしながら「美味しい!」と感じる塩分よりほんの少し濃いくらいを狙っていきます♪
↑このあとネギ、ニラ、茄子、水溶き片栗粉で少し緩和されるので

・煮立ったところで茄子を加えて2~3分茹でる
・ネギ、ニラを加えたら火を止めて水溶き片栗粉で4~5回に分けてとろみをつけ再度火にかける
・片栗粉にしっかりと火を入れたら仕上げに花椒とラー油で辛さを調整して完成!

本日も動画をご視聴いただきありがとうございました!

『OP音源』
↓beco様↓
https://youtu.be/FeoRdrlUkTw

本日もご視聴いただきありがとうございました(#^^#)

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